今週は、22日に太陽がいて座に入ります。そして翌23日、満月となります。

11月8日の木星いて座への移動は、今年のひとつの区切りでした。この23日の満月もまた、結構ガツンときて時を進める、という感じがします。

 

 

23日の満月図を見ていると、パートナーシップがテーマの満月のように感じます。

パートナーの領域に、金星・太陽・木星・水星があります。パートナーシップに大きな幸せと豊かさがありそうです。

それらと真正面から向き合う自分の位置に、月と天王星が位置します。あなたという人が「自立ができているか」「自分の価値を知っているか」―― 究極的に“自分軸”を問われるように思います。

ですから今週は、人間関係や恋愛・夫婦・パートナーシップにおいて、大いに幸せと豊かさを受けとりましょう。

もし、問題や悩みやつらさが浮上するなら、見るべきなのは相手でなく自分です。

自分が相手に期待しすぎていなかったか、依存という名の支配的行動をとっていなかったか・・・つまり一人の人として「自立ができているか」どうか、思い返してみるといいかもしれません。また、「自分の価値や素晴らしさ」を、改めて認識する必要があるかもしれません。

というのは、あなたはあなただから素晴らしいのです。

あなたの声、あなたの眼差し、あなたがそこにいること、あなたが一生懸命にやっていること、あなたが人知れず悩むことまで、全部が尊いのです。

自分を愛する。

健全な自己愛に根ざした自己肯定が、“自分軸”を作ります。“自分軸”とは、自分にとって大切なものと大切でないものを知っていることです。

そして“自分軸”で相手と向き合うときに、相互依存がなりたち、パートナーシップが幸せと豊かさの場となります。

自分が自分を愛してはじめて、相手を本当に愛することができ
自分が自分を愛してはじめて、相手が愛してくれていたことが本当に分かるのです。

これは、心理学でもスピリチュアルでも言われていることですが、23日の満月図もそう語ります。

 

 

木星がさそり座にいた過去一年の間に、「嫉妬」の感情を経験した人もいたかもしれません。

「嫉妬」は、人の持っているものが猛烈に羨ましくて、しかも、自分は絶対にそれを持てないと思い込んでいる時の感情です。

「嫉妬」はひどく辛い感情ですが、辛さを脇に置いておけば、それほどまでに自分が欲しいと望んでいるものを教えてくれています。

「嫉妬」は、人と自分を比べて負けていると思うから辛さが増すわけですが、そんな時に思い出してほしい・・・自分にしかないもの（個性）は何だろう？

すべての人に、その人にしかない個性が与えられています（あなたのホロスコープにもあらわれます）。どれだけそれに気づいて、自己一致して立っていられるか。

あなたがあなたでいる、ということが一番魅力的です。

それは、魂の輝きをそのまま放つということです。

嫌われるのを怖がったりしたために、無難な衣装をまとい、自分でない色に染まっていたから、うまくいかないことがあったかもしれません。

そんな流れがあったとしても、なかったとしても、

今週、余分なものを脱ぎ捨てる機会がやってくるかもしれません。魂の輝き（個性）に自己一致するために、革命的な超越やなんらかのゼロスタートがあるかもしれません。

着地点は、あなたの輝きをそのまま放つ、あなたがあなたのままでいる場所です。

いて座に入ったばかりの太陽と木星ですから展開は早そうです。ふたご座の満月ですから変容する自分への知的好奇心も働くかもしれません。

そんな風が吹いてきたら、ここはひとつ思い切って風に乗って、冒険してみましょう。

冒険のいて座の季節ですしね。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆心理セラピー
山咲マリア
peace of i