やりたいことが分からないときに

 

「何がやりたいのかわからない」とおっしゃる方、多いです。

そうおっしゃる時点で、「本当にやりたいこと」のすぐそばにいる、あるいは、すでにやっているんじゃないかと思います。

というのは、人は意識をフォーカスしたところにエネルギーが流れるから。探したら見つかるのが原因と結果の法則だから(探さなければ見つからないかもけど)。

「何がやりたいのかわからない」と言う前に、「自分は何をやりたいのかな?」って探したはずなんです。

ただ、気づかなかったり、受け入れられなかったり、認めたくなかったり。自分にとって当たり前すぎて、カウントし忘れたりもあるかもしれない、と思うのです。

そして、探しているその場所がちがったり、見つかると思って期待しているものがちがうんじゃないかと思います。

 

 

わたしも長いこと、「自分がやりたいことは何なのか」探してきました。

最近、ある先生のことを思い出しました。短大時代のその先生は、「人生は、死ぬまでの暇つぶしだ。ガハハハハ」と、ある授業で豪快に笑っておりました。

人生は、死ぬまでの暇つぶし。だから先生は、好きなアメリカ文学を読み、研究し、教え、稼ぐ。先生は好きなことをする生き方を選ぶから、人生がそうなっているんだなぁ。そう思いました。

 

ところで暇つぶしをするとしたら、、、たとえば予定のまるっきりない一日、あなたは何をしたいと思うでしょうか?

それが一週間だったら?

一ヶ月だったら?

一年だったら?

十年だったら?

時間が長くなれば、取り組める暇つぶしは大きくなります。

もし、眠り倒したい、誰とも会わずに一人で過ごしたい、なんて思うなら、まず実際に存分に眠ったり一人になったりして、疲れを十分にとりましょう。それが満たされたら、次に何をしたくなるでしょうか?

 

頭で考えていた「やりたいこと」と、暇つぶしするならば「やりたいこと」は、違うかもしれません。

こうして思考を離れていくと、より純粋な自分の本音が出てくるのです。

どうしたってわたしたちは、頭で考える生き物です。思考は、条件や制限を伴います。その中でさんざん考えて答えが見えないなら、条件や制限をとっぱらったところにまで意識を広げてみるのは、意味があります。

ちゃんと生きている責任感ある大人にとって、条件や制限のない世界で、夢想する無責任さが「本当にやりたかったこと」の気づきにつながったりもします。

 

 

逆に、

あなたは過去一週間、好きで時間を費やしたのは何をするときだったでしょうか?

過去一ヶ月ではどうでしょう?

過去一年間では?

過去十年間では?

時間やお金、労力は自分のエネルギーです。自分のエネルギーを喜びをもって注いできたことは、何だったでしょうか?

もう十年以上続けていることがあるなら、それはあなたにとって、あなたの大切な「質」に触れているはずです。

それをやめるわけにはいかない、理由があるはず。

あなたをそこに向かわせる何か。あなたを駆り立てる何か。

それをすることによって、あなたはどんな状態になれる自分を得ていたのでしょうかどんなクオリティを得ていたのでしょうか

「何をしたか」よりも、それをしたことによってあなたが得てきた「状態」「クオリティ」「エッセンス」「質」のようなものをつかんでみてほしいのです。

 

 

「使命」とは、持って生まれた「質」のことだ。

「質」とは、持って生まれた性格や資質。やらずにはいられないこと。やめようと思ってもやめられないこと。魂が求めてやまないこと。

その「質」を、表現しやすい形で表現するのが、仕事だ。使命と言われるようにもなりうる仕事だ。

――わたしの師匠の言葉です。

 

たとえば、わたしの場合はこんな感じです。

・内向的な性格
・自分のことが分からなかった。だから、自分を知りたかった。
・自己探求は趣味のように好き
・色んなレベルで「問題解決」するのが好き(除く:IT関連のトラブルシューティング💦)
・自己否定して生きにくかった。だから、自己肯定(自分を愛すること)を学ぶ必要があった。

これがわたしの「質」です。

 

そしてこの「質」を、表現しやすい形で表現すること――今のわたしは、占星術やセラピーを使うことがこの「質」を活かせると思っています。

もしかしたら将来、違う形で「質」を表現することがあるのかもしれません。それもオッケー。でも今は、目の前のことを一つ一つ完了させていくことが、将来へとつながる道だろうと思っています。

 

ちなみにどうでもいい話ですがわたくし会社員だった頃は、「問題解決」の質をよく使っていました。わたしは秘書でしたが、外国人上司たちの投げてくる仕事といえば・・「今日中にクレジットカードを作って発行して使いはじめたい(←普通日本では審査期間があるもの)」とか、「タクシーに携帯電話を忘れたから探してほしい。レシートはないし、タクシー会社も分からないけど、黒いタクシーだったヨ。(←都内にいったい何台黒いタクシーが走ってると思ってるんだろ?)」とか、無理難題だったです。目を点にしながらも、結構楽しんでた自分もいたななんて、ちょっと思い出しました。笑

 

 

あなたが今どんな仕事をしていても、どんな趣味を持っていても、あなたの「質」を活かして取り組むことが、あなたの大切な「道」となると思うのです。

「やりたいことがわからない」と悩むとき、「やりたいこと=行き先」を知りたいとわたしたちは思います。でも「行き先」は、自然に自分を表現した結果の、目に見える形となった最終形です。

今の自分が、自分の「質」の要求に素直にシンプルに応えてあげること自然にそれを表現していくこと。それが現在と未来を繋ぐ「道」となり、「道」を開くのだろうと思います。

 

 

あなたの「やりたいこと」は、おそらくあなたの「質」を満たすこと

あなたの「質」は、ホロスコープから読み解くことができます。

「質」とは、持ってうまれた性格や資質やらずにはいられないことやめようと思ってもやめられないこと魂が求めてやまないこと

「やりたいこと」を見つけたかったら、ホロスコープの示す自分の「質」を、自分の内側から自分事として分かる必要があります。

たとえば誰かに「あなたはお裁縫が上手ね」と言われても、本人が認めなければ、本気でお裁縫をやっていこうと思えないですから。せっかくの才能に価値が与えられません。独自のクリエイティビティ(創造性)も生まれません。

自分の「質」に気づいて認めるから「種」となり、「種」はやがて「花」を咲かせます。

 

星からわかるあなたの「質」を、自分事として感じられるようお手伝いをしています。

星を読んでもはっきり分からないとき、心のブロックがあることがあります。そこからほぐしていきましょう。

“占星術リーディング” では自分の全体像を知り、
“星が導くあなたの本質から生きるプロジェクト” では自分を掘り下げて、自分の「質」に触れていただけます。

よかったら占星術リーディングと合わせてご利用くださいね。

 

“星が導くあなたの本質から生きるプロジェクト”
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