↑今朝の公園にて。仲良しさんです。

 

明日23日に、太陽はさそり座の領域に入ります。
そして25日、満月となります。

さそり座には4つもの星が集まり、これらすべてコミュニケーションの部屋・3ハウスに位置します。また、満月では太陽と月が関わる「調停」の配置が出来上がるのも印象的です。

さそり座が強調されている今週。

さそり座木星時代（昨年10月10日～今年11月8日）の終わりと完成を目前に、この一年で得たさそり座の学びを表現していくとよい一週間となりそうです。

 

 

さそり座という星座。「地獄の果てまでついていく～♪」などと歌われましたが、本当に意味深くて大好きです。

さそり座の人も、さそり座でない人も、すべての人が、さそり座の感性を持っています。

木星がさそり座に入っていた昨年10月からのこの一年は、この感性が活性化され、そこにおける学びが多かったと思います。

さそり座の感性は、強烈に深い感情を体験するというもの。感情というよりも、情念・情動と言った方がよいかもしれない。

どんなに合理的に理解しても割り切れないものが、人生にはあります。誰しもがそんな部分を持っています。

どうしようもない悲しみ、許しがたい憎しみ、逃れられない恐れ、どうしても遂げたい思い・執念、、、

そうした思いは、ともすれば無意識の中に封印されています。普段のわたしたちには感知することさえ難しいかもしれない。

ところがそれを顕わ（あらわ）にして、そこに触れさせる、さそり座。

そこにあった、言葉にならないほど深い感情を感じる ある種 円熟した感性を、さそり座は与えます。

その目的は、さそり座が「ひとつであること」を体験させる場、だから。

 

 

この一年、きっかけはなんにせよ、自分の奥底にまで光があたり、底にあった闇を見させられた人もいたのではないかと思います。

それは絶望ではなく、そこからの変容の前ぶれ。

自分の中の、ダークな感情と直面するということ。それは、大いなるもの（母なるもの）からの分離の痛みをかかえたままの自分と出会う、ということです。

わたしたちは、分離の痛みをもってこの世に生まれ、分離を終わらせる旅を続けています。

そんな自分を知るから、同じように生きている他者を理解することができるのです。

そうした自分を受け入れるから、他者を受け入れることができるのです。

分離を終わらせ、愛へと還りたいと求める心を、信じることができるのです。

 

 

さそり座のエネルギーは、深めること、やり切ること、感じ切ることへと向かいます。

物事の核心や真実を求めます。

物事や人の表面には興味がなくて、その魂を顕わ（あらわ）にすることを求めます。

魂レベルで他者と出会うことを求め、魂レベルの喜びを共有するという奇跡。

そうして「ひとつであるということ」を、さそり座はもう一度わたしたちに思い出させるのです。

 

 

この一年、そうした意味でわたしたちが旅した心の領域は、かなり広範囲だったかもしれません。

自覚のある人も自覚のない人もいるかもしれませんが・・わたしたちは、心の成長を遂げて来たのだろうと思います。

さそり座木星の容赦のない愛を経て（笑）

その自分を表現するということが、後押しされている今週です。

言葉の力も与えられています。

誰かの期待に応える言葉を述べるのは、もうおしまい。

自分の奥底から湧き上がる言葉を紡ぎ、伝えたいことを伝えたい人に、伝えることができるでしょう。ただちょっと言葉が強くならないように注意して。（3ハウスの太陽・金星・水星・木星、調停、水星と火星のスクエア）

金星は逆行を続けていますから、愛情関連やお金の分野では、やり残しを完了させるとよいと思います。

さそり座の感性は、とかく言葉にならないほど深いことがありますが、アウトプットしたときに学びが完了するようにも思います。

今のあなたで自信をもって、あなたの言葉を伝えられますように。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
星と心のセラピスト
山咲マリア
peace of i