今週は、26日にいて座で下弦の月となります。そして3月2日に金星がみずがめ座へ。

下弦の月のホロスコープを見ておりますと

今週は、「自分の基盤を見直す時」のように感じます。

 

 

下弦の月では、「基盤」の領域に土星や冥王星が入ります。

「基盤」というのは、物理的・心理的なあなたの居場所のこと。あなたがあなたでいられるための、安定の礎（いしずえ）となる場所です。

 

あなたの「基盤」は、どこにありますか？

家
会社
学校

家族
恋人
友人・仲間

仕事
お金
趣味
何らかの活動

人によっては、お酒を飲む時間とか、ペットに癒される時間に支えられているという人もいるかもしれませんね。

 

家族の中で
恋人や夫婦の間で
会社において

つまりあなたの居場所において、

あなたはどんな風に扱われていますか？

それは心地よいですか？

あなたが望むような場所になっていますか？

あなたが望むように扱われていますか？

 

 

今週、「基盤」におけるあなたに、思い通りにならなかったり、疑問・違和感が生じたり、痛みを伴ったり、ということがあるかもしれません。

土星の影響を受けるとき、わたしたちは「困難」に出会うことがありますが

そんなときには「困難を学びに変える」ことができれば、人生をその先へと進めることができるでしょう。

 

わたしたちは、今いる場所に適応する力を持っています。

良くも悪くも、慣れると麻痺することがあります。

日常を、当たり前のこととして感謝の心を忘れたり、

逆に、相当不快なのに我慢し続けていたりするのです。

ここに気づき、見直してみようよ、というのが今週の提案です。

 

 

たとえば子どもが学校でいじめにあって苦しむ時、いろいろな対処方法があると思いますが、転校させるという親がいます。

環境が変わっていじめっ子のいない学校であれば、再びお友達を作り、授業にも出て、自信を回復できることもあるでしょう。

「その子らしくノビノビ成長できる環境を整えてやりたい」という方針が親にあれば、それも可能だと思います。

同じように、

あなたは、あなた自身にどんな環境を与えてあげたいと思うでしょうか？

環境を変えることができない場合には、何を与えてあげたら自分が自分としていられる（＝基盤を確かなものとすることができる）でしょうか？

たとえ一人前の大人になっても、どうしていいか分からなくなってしまう時は、誰にでもあります。

自分が揺らいで揺らいで、心細い時も誰にでもあります。

刹那的な慰めで自分を保つのではなく

あなたの本音の本音が願っていることに、気づいてあげること。

心の奥底でインナーチャイルドが発する声を、ごまかさないで聞いてあげること。

そうして大人になったわたしたちは、自分育てを続けていくのです。

そこから自分と繋がって、自分を生きていくのです。

 

 

わたしたちは、「願いを叶える力」を持っています。自分が望むように人生を創っていくことは、人のやるべき部分です。努力が必要な時には努力する力を持っていることは、人が持っているパワーです。

それでも、うまくいかないこともある。うまくいかないなら、「うまくいかないことを受け入れること」（＝「あるがままを受け入れること」「できない自分を受け入れること」「負けを認めること」）で、次へと展開していくことがあります。展開するのは、宇宙のやるべき部分です。

人のやるべき部分と、宇宙のやるべき部分。

人と宇宙がダンスするように生きる。それは、エレガントな生き方なのだと思います。

宇宙が、あなたの人生を展開させることを許すこと。

自分一人でやらずに、宇宙にあなたを助けさせること。

必要なときに、宇宙を人生に登場させること。

 

自分がやるべきことをやった上で、手放していられる心を持つ。

手放しの下弦の月が、教えてくれているように感じました。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

Give up struggle and allow the universe to participate in the creation of your life

 

自分の本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆心理セラピー
山咲マリア
peace of i