本日14日、おひつじ座で上弦の月となります。

月は先週のやぎ座新月（日食）から、来週のしし座満月（月食）へと向かうフェーズ。

食にはさまれた上弦の月であり、強烈な星たちのハードな配置も多いです。なかなかな一週間になりそうです。

ドラゴンテイル＆ヘッドが絡みますから、一言で言えば「過去世からのカルマ解放」が起きやすいとき、と言えると思います。

 

↑ドラゴンテイル・太陽・冥王星（やぎ座7ハウス）、月・天王星（おひつじ座10,11ハウス）、ドラゴンヘッド（かに座1ハウス）のTスクエア…今日のおひつじ座上弦の月のホロスコープ

 

過去世というものがあるかないかは、分かりません。

でも、“教わらなくても上手にできることを、まるで前世で長年やってきたように感じる”とか、“初めて来た場所だけど、妙に懐かしく馴染みに感じる”とか、人生ストーリーを象徴するものとして「過去世」ということがあります。

それが“根拠のない自信”となっているなど、今の自分にポジティブに活かせるものなら良いですよね。

逆に“根拠のない不安”とか“根拠のない劣等感”とか、ネガティブに作用する可能性もあるわけです。

そして今週、ネガティブな意味で過去世から知っているようなパターンが浮上するかもしれません。

それは、古い痛みや傷と関係しているものです。

「過去世からのカルマの解放」とは、未完了のまま残っている古い痛みや傷を完了させる、ということです。

では、どうやって完了させるのでしょうか？

 

刃物で指を切ったとき、体は自然治癒力を使って傷を治そうとします。わたしたちは消毒したり、薬を塗ったり、バンドエイドを貼ったりして傷を癒そうとします。

同じように、心が傷ついたときも、自然治癒力が働きます。ここでわたしたちは、傷を癒すために意図的に働きかけたらよいのです。

古い痛みが、痛みとして感じられ、吐き出され、手放される。

古い痛みのさなかで「世界は不安でいっぱいなんだ」と定義した昔の自分が、“根拠のない不安”を持ち始めたことに気づく。

その古い定義づけが、今の生きにくさを創り出していることに気づく。

古い痛み（過去世）は変えられないけれど、それに意味があるのだとしたら・・・そこから何を学んだ人生だったのか。生まれ変わって来世では、どんな風に生きたいと願うのか。

そんな風に見ていくとき

混沌だった世界を一つ一つ受け入れながら、完了させていくことができます。

無明だった自分が、一つ一つ気づいて分かって明らかになっていく過程は、目の覚めるような感じがするでしょう。

そして完了させた時、過去のトラウマや囚われから自由になって、たった今を生きられる自分がいるのです。

 

 

今日はお休みの日。いつもより少しゆっくりできる朝。あなたの今朝の目覚めはいかがでしたか？

眠りから覚めて意識が徐々にクリアになる時、心や体にはどんな感覚があったでしょうか？

静かで、穏やかで、平和で、満たされて、まっさらで、爽やかで・・そんな気持ちのよい目覚めだったとしたら、至福ですね！

わたしたちが睡眠を通して深く無意識にどっぷりと浸かっている間に、「ヒーリング（癒し）」「レッスン（学び）」「ドリーミング（人生の向かいたい夢・ビジョン）」といった情報を、脳は無意識から得ているのだと聞いたことがあります。

眠っている間に癒し、学び、夢に向かって進ませるという脳の仕組み。すごいですね。

良質な睡眠を十分にとれた時には、こうして朝起きると元気になって、まっさらな自分がまた生まれ出たように感じます。

このまっさらな至福の状態で、わたしたちはいつも生きてよいのです。

今日の上弦の月で始まる今週は、人間関係や社会との関わりの中で、闇が出てきやすいかもしれません。

なぜか分からないけど、そこに触れると囚われ支配されてしまうもの。

わたしは、先週あたりから怒りや嫉妬が出てきていました。

でも、たとえ目の前にパワハラをしてくる人がいても、たとえ会社をクビになったとしても

何者もあなたの尊厳を傷つけることはできません。あなたの至福を奪うこともできません。

あなたが傷つくことがあるとしたら、あなたの中に至福を覆う闇がある。ということを教えてくれるサインです。

闇に気づいたら、癒やしましょう。

囚われない自分と出会っていきましょう。

いつでも至福はあなたの中にあり、そこに戻れることを思い出しましょう。

内側にある自分にしっかりと繋がって、自分軸でいきましょう。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆心理セラピー
山咲マリア
peace of i