今週は一週間を通じて、いて座の太陽とうお座の火星・海王星が90度となります。7日にはここに月も加わって、新月となります。

また、順行に転じた金星はさそり座に、逆行している水星もさそり座に入ります。どちらも表現の星であり、過去一年に泳いできたプロセスを、アウトプットしやすい時と思います。

そして、うお座の火星・海王星がハードに強調される一週間。

どうしても二通りのリーディングが浮かぶので、少々長くなりますが、両方書いてみようと思います。

 

 

一つ目は、今週のわたしたちは、妄想にはまりやすかったり、熱狂して聞く耳を持たなかったリ、思い込みが激しくて話にならなかったり、という感じがします。

ちょうど昨晩の大河ドラマみたいです。

どんなお話しだったかというと、突然ですが、以下昨日のあらすじ。笑

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西郷隆盛が創設した私学校には、続々と若者たちが集まってきていました。政府は、私学校へ密偵を送り込みます。というのは政府は、政府への不満を募らせる若者が西郷の元に集まることを恐れ、暴発を懸念していたからです。ところが密偵を送り込まれたことを知った私学校の若者らは、返って不満と怒りと疑いに火がついてしまいます。とりかえしのつかない事件も起きて、とうとう西南戦争勃発への道を進まざるを得なくなるのです。

5分でわかる動画はこちら → https://www.nhk.or.jp/segodon/story/45/

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ドラマでは、血の気の多い若者らの一触即発の反乱を防ぐために、西郷は気を配っていたんです。それでも押さえられないエネルギーの暴発を導いたのは、政府と薩摩、双方の側の恐れや怒りの高まり。

想念や妄想が、双方ともに健全な領域を超えていったのです。

現代のわたしたちにも、こういうことってあると思います。

攻撃されるという思いにつきまとわれるのは、自分が怒りをためているから。投影（すべての現実は自分の心の投影だという法則）が、いつしか妄想となる。

この想念や妄想が、今週、暴走する可能性があります。

まるで西郷さんの元の若者たちみたいです。

そこにはまっているとき、わたしたちはそれが現実で真実のように信じています。

自分で気づいてそこから抜け出さない限り、どうしようもないって思います。

頭に血がのぼったら、今週は一回冷静になってみよう。

真実はいつも無色透明です。

 

 

二つ目は、今週の星の配置に「男性性の学び」があるように感じます。

男性性の行動原理。やるかやらないか、イエスかノーか、白か黒か。

選択の力が、人生を動かします。

To do, or not to do（やるか、やらないか）。いかなる事情も言い訳もない、白か黒かの世界。

あなたはこのパワーを使うのが、お得意でしょうか？

 

本当は、白と黒の間には、無数のグレーがあります。今週のうお座の星々は、ここに心情や感情が溢れるほどにたくさんあることを、知っているのだろうと思います。

白黒つけられない、割り切ることのできない、人生の機微に触れる感情や時間。それらを受容してくれるのが、女性性です。

一方、

いて座を含めて男性性の星々は、心情や感情をスルーしがち（笑）。いて座にとって大切なのは、真実の探求です。感情は真実に至るための通り道にすぎない、といて座は思うのです。

ハートに火が付いたら、迷わず飛び出す。狙いが定まったら、放たれた矢のように一心に向かう。「やる」「動く」のが男性性です。

純粋にひたすらに、命がけで進むのです。

そして自分の利益だけでなく、全体の利益のために「やる」意識の広さが、今週のわたしたちには備わります。

少々のストレッチがあるかもしれません。

あなたの中のビジョンや世界観（女性性）を、アウトプットするのが男性性です。

今週、まずは男性性をブラッシュアップさせる機会です。

そして、女性性と男性性を調和・協力させていけるといいですね。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆心理セラピー
山咲マリア
peace of i