あなたがあなたを生きるために、宇宙はあなたを生み出した☆
占星術 & 心理セラピーの山咲マリアです。

 

今週は、明日22日に秋分を迎え、24日にやぎ座上弦の月となり、27日に水星さそり座入りとなります。

上弦の月は、太陽てんびん座2度、月やぎ座2度で迎えます。

「変化の中で、自分がどういう人間なのか自覚していく」ということを示唆する度数での上弦の月。

変化の年2020年において、秋分という節目を超えて季節がひとつ巡る今週のわたしたちに、ふさわしい星の情報だと思いました。

 

 

秋分図では、「基盤」がフォーカスされています。

どんな「基盤」か？

 

きっと今年あなたにも、色々な悩みや葛藤や抵抗があったんじゃないかと思うのです。

そして自分なりに、押してみたり引いてみたり、考え方を変えてみたり、

人とぶつかることもあったり、どちらが良いのか悪いのか悩んだり、人のことも自分のことももっと深く理解したり、

色々やってきた2020年だと思うのです。

 

そんな折の秋分、月はいて座6ハウスに位置します。

少し自分を振り返ったり、一人内省したりするムードの中で

どんな自分の姿であっても、自分をジャッジしたり否定したりしないで、自分を俯瞰してやれる大きさが、今のあなたにはあるようです。

そんな風に自分を見つめることから、大切な気づきも今のあなたにはあるようです。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」という句※がありますが

※稲が実を熟すほど稲が垂れ下がるように、人間も学問も徳が深まるにつれて謙虚になり、小人物ほど尊大にふるまうものだということ（故事ことわざ辞典）

徳が深まり、本当の自信がつくと返って謙虚になるような

そんな心持ちになるようです。

（やぎ座8ハウス木星・冥王星・土星、てんびん座5ハウス水星、おひつじ座11ハウス火星の『Tスクエア』、いて座6ハウスの月）

 

ここまで、葛藤やぶつかり合いの時には、戦うしかなかったけれど

そして戦いを終わらせるのには、勇気がいるのかもしれないけれど、

戦いを終わらせて平和になりたいと

分断を終わらせて一つになりたいと

そんな境地に到達するようです。

 

というのはわたしたちは、もともと母親の胎内にいるときには、一つでした。

固いものの何もない、柔らかい場所。

分離のない一つの世界を、誰もが知っているのです。

母親から生まれ出たわたしたちが、母なる地球で暮らして、今、目指すのは「還る場所」。

 

母親の胎内にいるときに、わたしたちが何者でもなかったように

地位や名誉がなくとも、何者でもない自分が存在することが、そこでは許されています。

 

自分を過小評価する時、わたしたちは自分の欠陥を埋めようとして

働きすぎたり、自分を犠牲にしたり、お金を払いすぎたりしがちです。

でも、自分を過小評価も過大評価もしない時、わたしたちは過不足なく、ただ「在る」のだと思います。

そんな自分に「還る場所」。

それが、この秋分からのあなたの「基盤」となります。

 

逆説的ではありますが、

あなたの内側で、何者でもない自分がただ「在る」ことを、あなたが許せる度合いだけ

現実のあなたは、基盤が安定し、安定感があってうまく回り、この基盤をもとに活躍することとなるのだろう

そんなことを、秋分図を見て思います。

（アセンダントかに座、MCうお座・海王星とコンジャンクション）

秋分図は、当時までの約3ヶ月の流れを象徴すると言われます。

今年12月末の「みずがめ座の時代」の本格的なはじまりまでに、わたしたちが身に着けたい「在り方」です。

 

 

24日、やぎ座上弦の月では、外向きのエネルギーとなります。

自分の力を試したい、自分のエネルギーを使いたい、感じ。

とはいえTスクエアも続いており、とてもやる気はあるのにすんなりことが進まない、という可能性もあります。

そんな時にあなたを導くのは、

・あなたにとっての愛を選ぶこと
・それがあなたにとって喜びかどうか
・それが美しいかどうか

という自分への問いかけです。

精神性の高さへの憧れや、成長することのワクワクもありそうです。

つまり磨かれそうです。

飛躍するあなた自身を、誇りに思うこともあるでしょう。

それらすべてが、今週のあなたをサポートしています。

（しし座9ハウス金星、やぎ座2ハウス木星・冥王星・土星、うお座4ハウス海王星の『ヨッド』）

 

そんなわけでまとめると、今週は

・戦いを終わらせて、統合へ
・自分がただ在る、「基盤」をもつ
・磨かれることを面倒くさがらない、恐れない

 

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

山咲マリア
Peace of I

 

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