パートナーには、いつも一番に自分のことを理解してほしいのに、分かってもらえない

そんなことありませんか？

そんな苦しさから抜け出す方法を、何回かに分けて書いています。

 

さて前回は、パートナーと自分は違うのだ、ということを「頭」で理解するというお話を書きました。

 

パートナーに分かってもらえないと悩む時に　①自分を知る

 

今回は、「心」で理解するというお話です。

というのは、わたしたちが悩む時、

いくら「頭」で分かっていても、「心」が納得できないから悩むのです。

ならば「心」を見て行こう、というのが今回のテーマです。

 

 

大切な人に分かってもらえないと思う時、何が起きてる？

大切なパートナーに「分かってもらえない」と思う時、

モヤモヤする心の中を整理していきましょう。

どんな出来事がありましたか？（事実確認）

その時、心の中でどんなことを感じていましたか？（思い込み確認）

どうでしょうか。

 

わたしの場合は、こんなことがありました。

糖質制限をしていた時のことです。

根菜類は糖度が高いから食べないようにしているんだ、と話していたのです。

なのになのにその翌日、彼がお料理を作ってくれるというので楽しみにしていたら

まさかの、ケンチン汁（ダイコン＋ニンジン＋ゴボウ）とキンピラゴボウ（ニンジン＋ゴボウ）を作ってくれたんです。

 

根菜類は食べたくないと話した直後に、根菜類満載の料理を作ってくれたこの出来事は、

「わたしの話を何も聞いていなかったのか(-“-)」というガーンと

「わたしのことなんか大切じゃないのね(-“-)」というガーンと

「わたしは愛されていないんだ(-“-)」というガーンとで

ガーッカリ(-“-)。

笑えなくて、ブルーな気分になったのでした。

 

でね、最初の問いに戻ります。

① パートナーにわかってもらえないと思う時、どんな出来事がありましたか？（事実確認）

② その時、心の中でどんなことを感じていましたか？（思い込み確認）

 

わたしの場合は

① 根菜類を食べたくない、と言ったのに、聞いてもらえなかった、覚えていてもらえなかった

② 自分が軽んじられていると思った（⇒自分が大切にされていないように感じた）

　 わたしは愛されてないと思った（⇒自分は愛されない存在だと感じた）

わけです。

 

これ、もう少し分析すると

① パートナーにわかってもらえないと思う時、どんな出来事がありましたか？（事実確認）

⇒　何が分かってもらえなかったのか（←事実）

② その時、心の中でどんなことを感じていましたか？（思い込み確認）

⇒　自分が自分をどう扱っているのか（←思い込み）

です。

 

②の「思い込み」とは、あまり聞きなれないかもしれないけれど

あなたが、どんな「思い込み」を通して世界を見ているかです。

あなたが悲しくなって落ち込んでいるとしたら

それは彼のせいじゃなくて、あなたの「思い込み」があなたを悲しませてるのかもよ！ってことなんです。

 

 

楽になるために、そして魅力的なあなたであり続けるために

知ってますか？

人はみな、色メガネをかけて世界を見ているんです。

暗くて希望のもてない色メガネをかけている人もいれば

あたたかく信頼にあふれる色メガネをかけている人もいる。　

あなたは、どんな色メガネをかけている人でしょうか？

 

あなたの色メガネ（「思い込み」）は、あなたの見る世界を作ります。

あなたが見ている世界は、あなたの「思い込み」の世界だ！ってこと。

そうと知っておくと、いろいろと楽になります。

 

「わたしが悲しいのは、彼のせい。」

もし、そういう見方を続けると

あなたの幸せは彼しだいになってしまいます。

それが長く続くと”重い女”となり、あなたは魅力的でなくなってしまいます。

共倒れとなる共依存にも陥りやすくなります。

そんな危険を避けて

いつまでも魅力的なあなたでいるために、素敵な関係を続けるために

自分の見ている世界に自分が責任をもつというスタンスは、とても大切です。

不健全な世界を自分が見ていたと分かれば、自分が変えることができるからです。

 

ついでに書いておくと

「思い込み」には感情がつきものです。

たとえば

・嫉妬に狂う時
・怒りにさいなまれて眠れないような時
・気持ちが落ち込んで悲しくなる時、など
強い感情に揺さぶられる時に

頭のどこかで「自分は今、自分を苦しめる「思い込み」にはまっているのかもしれない」って思えることで

苦しさから、抜け出しやすくなります。

 

 

さて、ちょっとズレてしまったので元に戻りましょう。

大切なパートナーに「分かってもらえない」と思う時、

 

① パートナーにわかってもらえないと思う時、どんな出来事がありましたか？（事実確認）

② その時、心の中でどんなことを感じていましたか？（思い込み確認）

 

どうでしょうか？

ちょっと感じてみてください。

（考えるのじゃなくて、感じてみてね）

（よかったら、書いてみてね）

 

 

自分を傷つけるのは、自分の「思い込み」によってだけ

たとえば先ほどのわたしのように

「わたしは大切にされない」という「思い込み」を持っていると、話をちっとも聞いてもらえずにケンチン汁がでてくる出来事が起きたりする。

そして「ほーらやっぱり、わたしは大切にされないんだわ」とか思ったりする。

 

こんな風に人は、「思い込み」を証明するために「事実」を使うのです。

ほぼ無意識で、毎日のように、これをやっています。

自動思考ってヤツです。

※自動思考とは、状況に対して非常にすばやく、自分の意志とは関係なく自動的に湧き出る思考を指します（wikipediaより）

そして、「わたしってこういう性格だから」とか言って、なんとなく過ごしています。

 

だから、今日のわたしからの提案は、これ↓

自分の思い込みに気づこう！

です。

 

根菜類NGって言ってるのに、ケンチン汁を作った彼は、

確かに残念でしたよ。

百人に聞けば百人が、聞いてなかった彼が悪いって言ってくれるでしょう。

でも百人に聞かなくても

彼がケンチン汁を作ったことは、イコール、わたしが「大切にされていない」を意味するわけじゃない。

「事実」≠「思い込み」

「ケンチン汁」と「大切にされない」は、別物！

 

わたしがもともと「わたしは大切にされない」と思い込んでいたのです。

当時のわたしは何が起きても、「ほーらやっぱりわたしは大切にされない」って気持ちになりがちだったんです。

「思い込み」が作った妄想だった。

自分を傷つけるのは、自分の「思い込み」によってだけ なのです。

 

それが分かれば、

彼は彼で不器用ながらも愛してくれていたことを、改めて気づくことができた一件となりました。

スネた自分も、元に戻りました。

 

こんな風にモヤモヤするする時には

「事実」と「思い込み」（＝「妄想」と言ってもよい）の間に線引きするだけでも

気持ちが楽になりますよ。

 

「思い込み」を知るには、どうしたらよいか？

それは、あなたが何を感じているのかを掘り下げていくことでハッキリします。

 

次回は、

このやっかいな「思い込み」を手放すことができるよ！

ということについて、書きたいと思います。

 

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占星術＆セラピー
山咲マリア
peace of i