2/12（木）みずがめ座にて新月となりました。

 

 

この新月、特徴的なのは
1ハウスに5つもの星が集まっていること。

そして、みずがめ座には
6つもの星が集まっていること。

ここから言えることは
本当に自分らしいことをやる
自分らしく自分の道を歩く
自分のエネルギーを最大限に使う
ということ。

逆にいえば
自分らしくないことを頑張らない
自分らしくないことをやらない
自分らしくないことを手放す
です。

苦手なことを頑張らない
苦手なことをもうやらない
苦手なことを手放す
と言ってもいいかもしれません。

 

 

その昔、わたしたちはみんな
「種」を握りしめて生まれ落ちました。

「種」というのは
性格、資質、才能、人となり。

おしゃべり好きとか
聞き上手とか

そういう人となりも含めて
あなたに与えられた可能性であり
あなたに与えられた「種」です。

そして
「種」から「花」を咲かせたい
というのが、命が向かう方向です。

 

種から芽が出て、葉が伸びて
ある時、自然に花が咲きます。

「ありのまま」にしておけば
自然と花が咲くのが、自然です。

 

ところが人間は
「ありのまま」でいるのが難しい。

人間にはエゴ（自我）があるからです。

エゴ（自我）は、
あなたが「ありのまま」を生きるのを
阻みます。

「ありのまま」の無防備なあなたが
傷つかないように
あなたを守ろうとする知恵が
エゴ（自我）の正体だと言われます。

「こっちの方が安全だよ」
「こっちの方が得だよ」
「もっと頑張らないとダメだよ」

エゴ（自我）は色んなことを囁きかけて、
本来のあなたが「ありのまま」でいることを
結果的に、阻んでしまうのです。

 

でも、この新月
エゴ（自我）に邪魔されないで

どれだけ「ありのまま」
の自分を許せるか

星は、あなたを後押しするタイミングです。

 

 

「ありのまま」で生きる、とは
自分の「種」を受け入れる
ということ。

自分の「種」を受け入れる、とは
自分に与えられた性格、資質、才能
つまり
あなたのエネルギーをそのまま使う
ってこと。

おしゃべり好きとか
聞き上手とか

人と協力するのが喜びだとか
一人でパッパと行動できるとか

もうあなたが持っているもの
今あなたの内にすでにあるもの

それをそのまま使っていくことで

あなたの人生において
根が張り
枝が広がり
葉が茂り
花が咲く。

 

だから、この新月

「あるがままを否定しない」
ことを学ぶ時。

「あるがままのあなた」を
全部肯定、100%全肯定です。

「あるがままのあなたでいる」
ここが、出発点です。

 

 

それを踏まえて、
みずがめ座意識は

自分だけを見つめていません。
自己満足の世界でもありません。

冒頭に紹介したサビアンの
「情熱に背を向けた男」。

彼には、傾けた情熱が破れてしまった
苦い過去があったかもしれません。

でも、

彼個人の夢でなく
人類全体の夢のために

自分のためでなく
世の多くの人々のために

与えられた（人道的）使命に
自分を捧げることで

人生が流れ出し
思っていた以上の幸せや
個人的な喜びまでもたらされた
というサビアンシンボル。

人生の呼びかけ（calling）に応じて
自分を与えた彼ですが

その奇跡は絶対的に
「あるがままの自分」への肯定が
根底にあるからこそ。

大きな心と大きな視点を
わたしたちに教える、みずがめ座です。

 

 

そして、この新月
あなたのエネルギーの使い方を
整える時です。

あなたのエネルギーを
ちゃんと使うということ

あなたのエネルギーを
滞らせないということ。

 

あなたのエネルギーを使えば使うほど
あなたは元気になっていくでしょう。

あなたのエネルギーを世界に向かって
出せば出すほど

報酬や恩恵という形となって
あなたに返ってくるでしょう。

苦手には降参して
あなたが喜びをもってできることを
追求していきましょう。

あなたの時間を使って
あなたのエネルギーを注ぎ込んで
いきましょう。

あなたがあなたらしく生きて輝く時代
その、はじまりの新月です。

（みずがめ座2ハウス新月、みずがめ座1ハウス土星・木星・金星・水星のステリウム）

どうぞよい新月をお迎えください。
あなたがいつも、愛と平和と共にありますように。

 

 山咲マリア（須藤千尋）
Peace of I

 

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