22日に冬至となりました。そして26日にはやぎ座新月・日食となります。

やぎ座4度での新月。

変化の欲求があるものの、変化を遂げるにはまだ足りないものがある

とはいえ何かが生まれる前兆がある、ということを示唆する度数です。

今週のホロスコープ全体とも、どこかリンクする印象があります。

 

 

今年、ドラゴンヘッドと土星・冥王星のオポジション（180度）が、数ヶ月にわたって続きました。

「自分を生きる」ということを阻む古い自己概念を、一掃することを促す星の配置でした。

長年勤めた会社を辞めた人、家族の形を変えた人、わたしの周りには多かったです。

自分が大切に思うことの優先順位が変わったり、価値観が変わったり、生き方・考え方が変わったりした人も多かったのではないかと思います。

 

こうして変容の影響を受け続けたドラゴンヘッドが、今週、太陽・月・木星とオポジション（180度）となります。

生まれ直した自分に光が当たる配置です。

自分を殺さなければ成り立たなかった関係（時間）が終わり

自分を生きる時間が始まる。

自分を生きる自分が、自分を生きる他者と

出会い、尊重し合い、おもしろがり、共にいる関係が始まる。

そして先が見えず心細かったここまでの変化に、木星があたたかな安堵感が注ぎ込みます。

だいじょうぶ、という信頼と共に

再生のフェーズが進むのだろうと思います。

 

 

12月3日に木星やぎ座時代が始まりました。

今週26日には、そのやぎ座での新月・日食。

木星やぎ座時代の始まりの象徴のときでもあります。

 

やぎ座というのは、すべての人が幸せに暮らせることを願うサインです。

異なる言語、異なる宗教、異なる国籍、異なる思想をもつあらゆる人の権利を守り、あらゆる人が安寧に暮らせる世界を実現するために

ルールや法律や秩序を作り、安定を持続させようとします。

そのために伝統を重んじることもあります。

「守る」ために「枠」を作るのが、やぎ座の世界観です。

 

ところが、もっとよい世界を作るために

やぎ座の作った「枠」を「壊す」のが、

みずがめ座（および天王星＝みずがめ座の支配星）の世界観です。

 

そして今週の新月では、新月と天王星が優しくかつ強力に響き合います。

つまり、やぎ座の新月でありながら、

やぎ座の得意な「枠」を壊してしまう、変革のスパイスの効いた新月です。

もっと良い世界を作るために。

そしてそれが、2020年のやぎ座木星時代を象徴し、

さらに、ここから入っていくみずがめ座の時代を象徴する

今週26日のやぎ座新月です。

 

おそらく、

個が立ち、一人一人が自由に、自分らしく生きることが、多くの人の持つ常識的価値観となるみずがめ座の時代。

個であることに既に慣れている人には、生きやすい時代になるのでしょう。

反対に、「枠」に守られ、個を抑圧して生きることに慣れている人には、生きにくい時代となるかもしれません。

だから今、「自立」を促されている人がとても多いように思います。

わたしもその一人です。

・自分の望みに自分が気づいていること
・人と違う自分でOKであるということ
・責任と自由を自分が持つこと
・自分が自分の味方であること

こうしたあり方がわたしたちの心に落ちてきて

マインドセットが潜在意識レベルで出来上がっていく今週です。

そうした自分に、気づいているとよいと思います。

（やぎ座8ハウスの太陽・月・木星とおうし座12ハウスの天王星のトライン）

 

素敵なクリスマスと

素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆セラピー
山咲マリア
peace of i