昨日6日、やぎ座上弦の月となりました。9日には金星がさそり座入りします。

月と土星とドラゴンテイルが重なっていた上弦の月。

落ち着かなさや、自信のなさや、不安、心配、恐れなどなど“気持ちの揺れ”が浮上していた人がいたとしたら

その“気持ちの揺れ”を起こさせた原因を、突き止めることをおススメいたします✨

心の中の未完了を、完了したいよ～！クリアにしたいよ～！手放したいよ～！と訴えているのが、“気持ちの揺れ”なんですよね。

“気持ちの揺れ”を引き起こしたのは出来事だったとしても、引っ掛かって揺れたのはあなたの心。

あなたの心に巣くっている、あなたを傷つけ消耗させる「古い思い込み」を突き止めて、

手放し、完了させるのによい時です。

（太陽、月・土星・ドラゴンテイル、ドラゴンヘッドのTスクエア）

 

 

太陽がてんびん座を巡る今という季節。

わたしたちの誰もがてんびん座を体験する時でもあります。

てんびん座は、右と左、白と黒、光と影、自分と他者など

「二つの極」という世界観を持ちます。

物事すべてに、良い面と悪い面、ポジティブとネガティブがあることを知っています。

だから、

「こう言えば、ああ言う」
「〇〇だ。けど、△△でもある。」

なんていう風に、どちらの「極」にも偏らない、どちらにも決められない、優柔不断に陥ることもあります。

てんびん座は、バランスと調和の星座です。

決められないままに揺れながら、わたしたちはてんびん座を学びます。

不調和を通して、調和を学びます。

そしてバランスと調和を通して、根源と繋がることを学びます。

 

 

自分の中に相反する二つの声が出てきた時、「決められない」事態に陥ります。

そんなとき、あなたはどうしていますか？

わたしは、カウンセリングなどでお話する時に、それぞれの言い分を言い切ってみようと提案します。

そもそも、相反する二つの声を、頭のレベルで一つにしようとするから無理があるのです。

だから、まずは思いっきり一つの「極」に偏って、気持ちを乗っけて言葉にしてみるのです。

たとえば

「こんな会社、もう辞めてやる！！」
「年下の上司をあてがわれて、もう屈辱に耐えられん！！」
「パワハラまがいなことをされて、萎縮していく自分の精神衛生上あの会社は絶対よくない！！」

なんていう風に。そして言い切ったと思えたら、今度はもう一つの「極」に立って、思いを言葉にしてみるのです。

「そうは言っても、安定収入が得られているし」
「ローン返済もあるし」
「なんだかんだ言って、勝手知ったる会社だし・・・」

なんていう感じで。

何度か互いに言い切ると、それぞれの言い分、それぞれの思い、それぞれの叶えたい夢が出てきます。

夢が出てきたら、夢に注目です。

なぜならそれは、ひとえにあなたのための夢だから。

あなたがこんな風になったらいいなと、あなたにこんな風になってほしいなと、

あなたの一部分が切に願い、あなたのために見ている夢。

そう信じるだけの魅力があり、救いがあり、希望があり、

あなたにとって大切な大切なピースが、その夢の中にあるはずなのです。

そこまで理解してみると

二つの異質な声も、聞こえ方が変わってくるはず。

真向から対立・葛藤していた「二極」が、手をつなぎ合える「二極」に近づきはじめ

今の「二極」が合意するポイントが、今のあなたの「決められる」ポイントとなるのだと思います。

 

バランスと調和を通して根源と繋がる、てんびん座の学び。

極が一つしかなければ、一見楽ちんかもしれません。

でも極が二つだから、模索し探求することが可能になるのです。

同じように、一人で生きていれば、悩み少なく楽ちんかもしれません。

でも他者と一緒に生きるから、不調和を通して調和へ至り、葛藤を通して根源を知るのです。

てんびん座の世界観です。

 

 

こうして二極を行ったり来たりする時、わたしたちの心は揺れます。

心揺れる時というのは、自分軸も揺れがちです。

今週は特に、妄想にはまりやすいかもしれません（一週間を通して木星と海王星が90度…実は8月末からずっと続いていますが）。

我を忘れてはまりこんでいないか、はまりこんでいたなら妄想から抜け出そうと意欲を持てるか

妄想にはまってると分からないではまるのが妄想なのですが・・

妄想だと気づいたら、妄想から出ましょうね。

見るなら思いっきりポジティブな夢を妄想しましょう。笑

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆セラピー
山咲マリア
peace of i