今日、冬至となりました。

明日、おひつじ座上弦の月、みずがめ座にてグレート・コンジャンクション（木星・土星が重なる）となります。

このところ、毎朝ホロスコープを見ているのですが、この一週間は星のイベントが続いています。

今のわたしたちは、時が流れ、どんどん扉が開いていく中を、通過する毎日の中にいるようです。

 

今これを読んでくださっているあなたも、ここにきて、なにか状況に変化があったり

考え方・感じ方・行動パターンが変わってきているかもしれませんね。

あるいは

過去3年ほどの間（やぎ座土星時代）にコツコツ積み重ねたこと、やり遂げたことが結果となってあらわれて、

ひとつの山を登り終え、達成感や自信を感じている頃かもしれません。

そこに立つと、見える景色が以前と違うかもしれません。

（過去1年間はやぎ座木星時代でもありましたら、努力して結果が見えるのも早かったかなと想像します）

 

 

さて、今日は冬至のチャートを読んでみました。

冬至のチャートは、ここから3ヶ月ほど、来年の春分までの流れを象徴すると言われます。

 

「冬」の季節のはじまり、冬至。

寒さを耐えしのぎながら、冬ごもりをして、内にエネルギーを蓄えて、、、というのが冬の季節のイメージですが

今年の冬至のチャートは少し違うようです。

 

太陽は6ハウス、ドラゴンヘッドは11ハウス。どちらも「誰かのため、未来のため」という意識を与えます。

自分のためでなく、「世のため人のため」に。

自利でなく、「利他」。

“自分が自分が”という意識から、離れることが方向性のようです。

（やぎ座6ハウス太陽、水星と『コンジャンクション』。ふたご座11ハウスドラゴンヘッド）

 

思いやり、優しさ、共感、同情心、理解を通して

人と人が繋がることもあるでしょうし、それがあなたの心を満たすこともあるでしょう。

（うお座9ハウスの月、海王星とほぼコンジャンクション）

 

そうした目的・意識から

見返りを求めることなく行動したり、活動したりすることもあるかもしれません。

それは、社会を動かし、社会で機能し、あなたが社会で認められていくほどの力となりそうです。

（おひつじ座10ハウス火星、MCと『コンジャンクション』）

 

 

ふと思うのですが

わたしたちのブロックとなっているものの一つに、自意識がありますね。

たとえば、わたしは人前で話すのが苦手です。そんなわたしは、占星術セミナーの前にはめちゃくちゃ緊張します。

わたしが自分を見ている限り（＝自意識）、わたしは人前でなるべく話さないでいようとします。

でも、

占星術に興味を持っている人がいて、その人が占星術を知ったら、自己発見があるだろうなとか、その人が生きやすくなるかもしれないなとか、その人が何かに挑戦する時の後押しになるかもしれないなとか、辛い時には指針となるかもしれないなとか、

わたしがその「人」を見た時（＝自意識から離れた時）に、

わたしは自分の話し下手よりも、その「人」に占星術を伝えることに意識を集中するようになります。

気づけば、一生懸命に占星術を語る自分がいます。

そうやって

自意識を超え、ブロックが解放されていくようプログラムされているのでしょう。

キモは「人」です。

その「人」のために一生懸命になることが、あなたやわたしに、エゴを超えさせます。

 

この冬至から来年春までは、そういうタイミング。

自分自分から意識をはずして、もっと広い世の中や、未来や、人に意識を向け

あなたのパワーの出し惜しみをしない。

いつしか、あなたが自分を止めていたブロックが解放され、

あなたという存在の全体で生きているのだろうと思います。

 

これ、「世のため人のため」のようなんだけど

実は、最大の恩恵が、あなた自身に返ってくるような気もします。

 

 

さて、この冬

「風の時代」のはじまりを、人間関係やパートナーシップで感じやすいのだろうと思います。

 

これまで、誰かとの関係の中で、安定を求めるがために

我慢したり、無理をしたり、してきたことはなかったでしょうか？

 

安定や形を求めてきたのが、これまでの「地の時代」の価値観だったとするならば

これからの「風の時代」の価値観は、そこから解放されていくでしょう。

 

我慢したり、無理したり、にエネルギーを費やすのをやめて

ただ、あなたの思いを真摯に伝え、あなたのやりたいことを思い切ってやるだけ。

 

形にこだわらなくなることで

本質的に理解し合えたり、許し合えたり、信頼し合えたり、愛し合えたり

できるようになっていくのだろうと思います。

 

わたしたちの意識が、自然とそういう風に変わっていくのだろうと思います。

そうした変化を、まずは人間関係やパートナーシップで、体験するのだろうと思います。

（みずがめ座7ハウス木星・土星『コンジャンクション』）

 

アセンダントのしし座も特徴的です。

ちょうど対岸には、みずがめ座の木星・土星。

「世のため人のため」という目的意識や、集団・組織・社会に属することで

「個」が犠牲にもならなければ、否定されることもない

ということを伝えています。

あなたが嫌なことにはNoを言って、好きなことにはYesを出して

あなたが生きたいように生きるのだ、と

雄弁に語っているかのようです。

 

時代が動き、風の時代が始まる2020年12月。

軽やかに、安心して

あなたがあなたらしく歩んでいかれますように。

 

 

毎週月曜日の【今週の星読み】、6年半ほど続けてきました。

2020年冬至、そして風の時代の始まりをもちまして、

形を変えていくことにしました。

毎週読んでくださいまして、本当にありがとうございました。

読んで頂けることが励みとなって、続けることができました。

今後は、新月・満月のタイミングで、星読みを続けたいと思います。

次回は、12月30日かに座満月になります。

今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。

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それでは、今週も最高に素晴らしい一週間をお過ごしください☆

山咲マリア
Peace of I

 

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