今週は、15日いて座新月（日食）、16日金星いて座入り、17日土星みずがめ座入り、19日木星みずがめ座入りと続きます。

さらに来週21日には冬至、22日みずがめ座にてグレートコンジャンクション（木星・土星が重なる）と続き、

星の動きがとても派手です。

「風の時代」の始まり、本格的な「みずがめ座の時代」の始まりを迎えます。

今週来週は2020年の変化のクライマックス、といえます。

 

過去200年続いた「地の時代」が終わり、「風の時代」へ。

安定・安全・安心・物質性を象徴した「地」の価値観から

変化・刺激・自由・精神性を象徴する「風」の価値観へ

人々の意識の中でフォーカスが移っていく、と考えられます。

 

時代が変わる、といっても急に人々の意識が変わるわけではないでしょうが

今週は星の移動も多く

見える景色が変わり、空気感が変わり、わたしたちの気持ちの持ち方も変わってくるのではないかと思います。

 

 

いて座新月（日食）のチャートで特徴的なのは、まずは

自分の中の知恵（真実）に繋がる新月であるということ。

過去、象徴的な意味で前世において

誰しもの中に

高い山を目指し、真実の頂点を極めたいと欲し、悟りへの道を歩み続け

ついに真実を見出した

修行僧の部分があります（アーキタイプ、いて座ドラゴンテイルのイメージ）。

この新月、

あなたの中の、真実を見出した知恵（叡智）の部分に

今もう一度触れ、焦点を合わせるタイミングのようです。

そして、それを言葉にして

他者と分かち合い、仲間と繋がり、ネットワークを築いていく

そうした方向性が、チャートに表れています。

（いて座3ハウスドラゴンテイル、水星、太陽、月、ふたご座9ハウスドラゴンテイル）

 

これ実は、「みずがめ座の時代」の象徴と、とてもリンクします。

また改めて書こうと思いますが

これから迎える「みずがめ座の時代」は、

一人一人が「内なる神の声」を聞き、「内なる神と対話」できるようになっていく時代です。

誰かに神の声を伝えてもらう時代は去り

自己との対話により、自分の中の叡智に触れて、大きな視点をもつことができる。

自分の内に見出す自分の真実に基づいて、一人一人が立っていく時代です。

そして志を同じくする仲間が集まり、ネットワークを作っていく。

遠隔でもリモートでも、インターネットを介して繋がれる時代です。

 

本格的な「みずがめ座の時代」に入る、その直前の新月。

「みずがめ座の時代」を端的に象徴して見せられるような

そんな明日の新月のように思います。

 

 

もしかすると、過去の痛みも浮上しやすい時かもしれません。

そのために、心揺れやすい時かもしれません（特に、いて座、うお座、ふたご座、おとめ座の人たち）。

でも同時に、愛の星 海王星が関わりますので、

その繊細で精妙なエネルギーによって

過去の痛みが優しくぬぐわれ癒される

そうしたタイミングでもあります。

（いて座3ハウスドラゴンテイル、水星、太陽、月、ふたご座9ハウスドラゴンテイル、うお座6ハウス海王星の『Tスクエア』）

 

やぎ座最終度数の木星・土星と調和する金星は

自分の内側へと潜り、自分を見つめることに

喜びを感じさせるだろうと思います。

2020年という年がわたしたちに見せた変化。

自分が変化を遂げるということを楽しんで締めくくるような

楽し気な感じさえしてきます。

（やぎ座4ハウス木星・土星、さそり座2ハウス金星の『セクスタイル』）

 

新月は、太陽いて座24度・月いて座24度。

サビアンは、「幸運と幸せのしるしである青い鳥が、家のドアにとまっている」。

幸運が家の中に入ってくる、自分の方へと向かってきている

そうした意味をもつサビアンです。

 

この新月、過去の痛みを癒して、完了させて

あなたの人生に、幸運を招き入れましょう。

そして、新しい時代が幸せなものとなるように希望をもって

大海原へと漕ぎ出していきましょう。

 

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

山咲マリア
Peace of I

 

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