あなたがあなたを生きるために 宇宙はあなたを生み出した☆
占星術 & 心理セラピーの山咲マリアです。

 

今週は、29日に土星の逆行終了、2日におひつじ座満月、3日に金星おとめ座入り、4日に冥王星の逆行終了と、盛りだくさんです。

太陽は天秤座10度、月はおひつじ座10度での満月。

「異質な他人や環境にどう理解してもらうか工夫する」という度数での満月です。

 

 

今年のおひつじ座新月は、4月23日でした。

それから半年あまり・・この間に

4月26日に冥王星の逆行開始　→　今週10月4日に逆行終了

5月11日に土星の逆行開始　→　今週9月29日に逆行終了

そして

4月23日のおひつじ座新月　→　今週10月2日におひつじ座満月（新月で始めたことが完了するのが満月）。

 

そう考えると、

今年の春分から秋分まで、ほぼ2020年という年を牛耳っていた星の動きが、今週パタパタと区切りをつけていきます。

今年はあれよあれよという間に仕事も暮らしも心の持ちようも変わったという人たちに、このところ立て続けに会いましたが

（というか、みんな多かれ少なかれ、そうだったと思うけど）

本格的に「みずがめ座の時代」「風の時代」へと入る2020年12月を前に

わたしたちが次の時代にふさわしい新しい意識に気づいていけるよう、ジリジリと、ゴリゴリと、しかもリモートのおかげで一人になる時間をたっぷり与えられた半年だったなと思います。

土星も冥王星も、わたしたちを成長・変容させる星ですが

それがスムーズにいかない（逆行）ことでわたしたちは立ち止まり、向き合い、本質を理解しようとしてきたはずです。

今週、土星・冥王星が順行に戻ることで、ジリジリゴリゴリは少し和らぐんじゃないかと思います。

 

 

今週の、おひつじ座満月のチャートは、

次の時代を生きていくわたしたちの、在り方をあらわしているように思います。

自分と共にいながら、人と共にいる、という在り方。

どんなときにも、

自分が今どういう状態か、自分が今どうしたいのか、自分が分かりながら

行動したり、仕事をしたり、人間関係をもつ、ということを意味します。

 

わたし、ある時気づいたことがあるんです。

会社でパソコンに向かって必死でキーボードを打ちながら、呼吸が止まっていた自分。

息をしていなかったんです。

目の前の仕事にあまりに集中していて、すっかり心が奪われていた。

自分の外側に意識をフォーカスしていて、自分の内側に意識がなかった。

そんなことを続けると、疲弊するんです。

人生全般が楽しくない。

自分が空っぽだから。

自分と離れちゃっているから。

自分の中に自分がいないから。

（集中することが悪いと言いたい訳ではないんですよ！！）

当時、わたしは秘書でしたから、（自分の意志がなく）上司の意向どおりに動く方が、会社にとっては便利だったかもしれません。

上司からの「〇〇してくれ」メールを必死でこなしたわたしは、息を止めて、まるで自分を殺して、ロボットのようだったし奴隷のようでもありました。

自分がいなかった。

自分の軸なんてなかった。

そうじゃないよ！と今週の満月チャートは語っているんです。

自分の軸を持ちながら（＝自分がどうしたいのか自分がちゃんと分かっていて、自分が何を欲しているのかを感じながら）

仕事をしたり、人間関係をもったりしてごらん、と語っているんです。

もう、自分を空っぽにしないのです。

 

最近、マインドフルネス瞑想を体験する機会があったのですが

マインドフルネス瞑想では、呼吸に意識を向け、体の感覚に意識を向けます。

自然と、自分が「今ここにある」意識となります。

過去でもなく、未来でもなく、今。

そして体と共にあると感じるとき、自然と自己肯定する意識となります。

なんだか優しい気持ちにもなります。

 

自分が自分と共にある感覚。

自分が自分のアテンションを得て、満たされた感覚。

自分が自分を分かっている安心感。

その在り方で、今を、そしてこれからを、生きていくのです。

みずがめ座の時代は、「個」の時代です。

「自分」なくしては、はじまらないのです。

（てんびん座12ハウス太陽、おひつじ座6ハウス月の『オポジション』、おうし座天王星と『インコンジャンクト』）

 

そんなわけで今週は、まとめると

・春分からの流れが完了へ向かう
・停滞していた物事は流れ出す
・自分と共にある在り方

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

山咲マリア
Peace of I

 

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