卒業 そして、あるがままの自分を愛する

 

先週末、プロセスワーク・フェーズ1実践コースを無事に卒業いたしました。(プロセスワークとは、ユング派の実践的な心理学)
 
わたしはずっと、自分を変えたいと思って自分の心を見つめてきました。
 
気づきや学びを得るたびに、心のモヤモヤがスッキリ晴れる快感があります。

わたしの場合、それはもはや病みつき(あるいは中毒?!)になっていて、確かに自分を成長させてくれるものでした。だから「魂は、進化成長するために生まれてきた」と聞くと、そうだそうだ!と思っていました。

でも今回、卒論を書きながら学んだ最大のことは、
 
『変わりたい!と思っているうちは、人は変わらない』ということでした。

 

↑卒論発表は緊張したー💦

 

自己否定をベースにして、“自分を変えたい”と思っても、本当には変わらない。なぜなら、自分の中の“自己否定する部分”も納得しなければ、それがいつかまたムクッと頭をもたげて、揺り戻しが起きるから。
 
たとえ自己否定してるとしても、今の自分はそれで完璧だから。その完璧な自分をひっさげて、死ぬまでずっと成長し続けていくのが、人間だから。
 
わたしは、自分には「まだ無いまだ無い」と思ってきたけど、それでも今の自分の中に「ある」ものを「ある」ものとして感じることが、卒論提出期限2日前にようやくちゃんと感じることができました。
 
間に合ってよかった😅いつもギリギリ笑。の自作自演劇場…
 
なので卒論のタイトルは、「私が私を生きる~私の輪郭を形づくり、私を肯定し、愛して、生きて、成長する~」。
 
やっぱり自分を肯定し自分を愛するということが、わたしのテーマとなりました。
 

↑数々の気づきと学びを得た学び舎、目黒ハウスにて

 

最後に、今のわたしにとって大変印象的だった文章を、本から抜粋させて頂きます✨
 
”もし人が変化したいと思うならば、彼には二つのことが必要だ。
 
彼は、本当に変化したいと欲しなければならない。しかし同時に、彼はあるがままの自分を愛さなければならない!
 
変化とは、私たちが自分自身であることに、深く満足しているときに生じるのだ。
 
 
「変化させない」とは、するべきことは何もなく、すべてはあるがままでよいのだと知るメタスキルです。
 
変化することも、変化しないことも、同じくらい望ましいのです。
 
私たちがそれを嫌っているときでさえ、すべては完璧なのです!
 
真の変化とは、(自分の中の)すべての部分への深い理解と受容から生じるのです。“
 
ジュリー・ダイアモンド&リー・スパーク・ジョーンズ著『プロセスワーク入門』より抜粋