先週、天王星が移動しておうし座に入りました。
人々の意識の変化が、所有、財産、経済、生き方、暮らしそのものにあらわれるであろう、7年間の始まり。
先週はおうし座での新月もあって、変化の始まり感が満載でした。
実際 身の周りで変化を感じている方も、多いのではないでしょうか。
おうし座のエネルギーは、時間をかけて、咀嚼し、味わい、どっしりと動きます。
でも今週は、風の星座に入った太陽と火星が、とどまることなく「時」を運びます。
変化をまだ受け入れることができないとき、時の流れの早さを無常に感じることもあるでしょう。
立ち止まることを許さない、時の流れと移ろい。
このペースのギャップに、ある種アンバランスな感じのする、先週から今週への流れです。
今週は、一週間を通じて みずがめ座の火星が強調されています。
テーマは、「集団」と「個」です。
集団をより良くするための改革・革命に力を尽くす、そんな一面を誰しもが持っています。
ではもし「集団」にかたよりすぎると、「個」はどうなるのでしょうか?
ちょうど今日、テレビで南こうせつさんが『神田川』を歌っているのを目にしました。
♪若かったあの頃 何も怖くなかった
ただ あなたの優しさが 怖かった♪
この歌詞の意味。今週の星のテーマと関わる、こんな意味があります↓(作詞した喜多條忠氏の談)
「当時は学生運動盛んな頃で、機動隊の中へガンガン突っ込んだり、権力との闘争が当たり前の時代。そうしたデモへ参加した後、ヘトヘトになって家へ帰ってくると、同棲相手の女性がそんなことに関係なく、料理をしている。
そんな彼女の後姿を見ていると、デモに参加するより毎日手料理を作ってもらい、教員免許でも取って平凡な生活を送る方が向いているような気がした。
その気持ちが自分の中で怖くなった。その彼女の“優しさ”が怖かった。」(Yahoo! 知恵袋より抜粋)
社会(集団)のために戦うのか?
自分(個)のために幸せになるのか?
女性と男性の間でも意見は分かれそうですし、年齢によっても考え方は変わるでしょう。
革命のために生きるという信念を持っていた当時の学生にとって、信念を揺らがせる彼女の優しさが怖かった、ということなのだけれど
そうして揺れながら、悩みながら、今の自分が信じるところを生きていくのだろうと思います。
限られた時間と体力の中で、本当に大切なものは何か。
いのちをかけて自分が守りたい/守らなければならないものは、本当は何なのか。
今のあなたにとって、それは何ですか?
『神田川』の男性が、揺れながら、悩みながら、今の自分が信じるところを生きる姿。
怖くても、葛藤しながらでも、たとえ“信念を変えることにした(学生運動をやめて、彼女と平凡な暮らしをすることにした)”と言ったとしても、その正直な姿がかっこいいと思うのです。
魂の成長・進化とはそういうこと。
だからわたしたちは、揺れて、悩んで、怖くなって、葛藤して、いいのです。
その先にある、今の自分が生きたい姿、今の自分にとっての幸せを見つけましょう。
というよりも、そこから逃げては見つからないのです。
わたしたちは、幸せを体験するために生まれてきています。
今週悩むことは、ほしいものを見つけるため、幸せを見つけるための通り道です。
木星と海王星のトラインは、大きな愛と許しの光をわたしたちに注いでいます。
救いのようなその光を受け取って、
今週も素晴らしい一週間をお過ごしください☆
本質から生きて輝きたいあなたを応援します
星と心のセラピスト 山咲マリア
peace of i
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