本日、かに座下弦の月、そして24日に太陽さそり座入りします。

太陽と月はともに28度。次の時代のはじまりを予感し、自らをおもいきり打ち壊そうとするタイミングです。

満を持してのこの下弦の月のホロスコープは、いよいよ立ち上がりの時を告げています。

 

 

今年の4月くらいから夏にかけて、ずっと強調され続けていた星の配置があります

（かに座ドラゴンヘッドとやぎ座土星・冥王星の180度）。

今日の下弦の月では、再びこのラインが強調されます。

今年これまで

・「自分」とは何者か？
・「残りの人生」どう生きるか？
・「本当にやりたいこと・やるべきこと」は何なのか？

つまり

・「あなたの人生がどこに向かいたいのか」？

根本的な問いかけに見舞われたことが、あなたにもあったのではないかと思います。

 

こうして、長い時間をかけて受け続ける星の影響は

わたしたちの意識のベースの、地殻変動を起こさせるような働きをします。

数ヶ月にわたって続いている、この問いかけ。

人生を動かそうとするパワーが強い人ほど、現状維持しようとする人間の本能との摩擦が起こり

きつく感じたこともあったかもしれません。

 

 

この下弦の月

いよいよ魂の目覚めのとき。

小手先のノウハウや、損得勘定を超えて

人を押しとどめる感情的な執着や、感情への浸り込みも超えて、

自分の感覚として、気づくのだろうと思います。

 

内なる自分の声

受け継いだ資質（リソース）

湧き起こる思い

そこにあるエネルギー

意識の広がり

ひらめき

夢

願い

望み

調和

クリアな感覚

真実

「わたしが、わたしでいる」

「わたしは、こうしたい」

 

ものすごく無垢でpureな自分は

何層ものベールに守られて、隠れていて。

なかなか触れられないその領域の真ん中には

あなたの色の光がまばゆい輝きを放っていて。

完璧なまんまるなその輝きが、個人的にわたしのイメージする「魂」なのですが

その「魂」が「体」に宿る、今週の下弦の月なのです。

 

話は少し飛びますが

高野山・奥の院を訪ねたことがあります。

高野山では、空海さんは今なお生きて、祈り続けていると聞きました。

奥の院まで歩き、蝋燭に火を灯し、手を合わせて目を閉じると

何とも言えずあたたかく、自分がまるごと包まれているような感じがしました。

何人も無条件に許されている、という感覚。

感謝と共に、その優しい感じを味わいました。

たとえば、これが、空海さんの「魂」なのだと思います。

もちろん空海さんはものすごく磨かれた魂なわけですが

あなたの「魂」は、どうでしょう？

あなたの「魂」と共に生きていること、感じられているでしょうか？

 

今年ずっと続いている星回りが示唆しているのは

古い生き方が終わり、新しい生き方へと変容する

新しい生き方とは、「魂」が向かいたい方向へと向かう生き方

です。

 

「魂」が「体」に宿る、今週の下弦の月。

「魂」の願いや夢を「体」が現実化する、下弦の月となるでしょう。

古い生き方に固執していると

外側（人や社会）からトントンとドアをノックされることがあるかもしれません。

ドラゴンヘッドを頂点とした“カイト”ができていますから、

宇宙はあなたを大いに応援しています

（かに座ドラゴンヘッド、やぎ座土星・冥王星、さそり座金星・水星、うお座海王星の「カイト」、ドラゴンヘッドはアセンダント & 土星・冥王星はディセンダント）。

 

一人一人の個が、拠り所なく生きるのでなく

自身の「魂」レベルに立って生きるという在り方は、

ここから2020年の変化の波、そして、みずがめ座の時代に入っていく今のわたしたちにとって

必要な学びなのだろうと感じています。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆セラピー
山咲マリア
peace of i