2018年の夏。

ひと夏を通してずっと、「土星と天王星（地の星座のトライン）」と「木星と海王星（水の星座のトライン）」が出来上がっています。

そこに今週は金星や、日食をともなう新月が絡みます。

地上のわたしたち的には、金星や新月を通して、“やぎ座土星”＆“さそり座木星”を味わい学ぶ一週間。

けっこう波瀾万丈な一週間となりそうです。

 

 

「土星と天王星が120度（トライン）」という配置が、今年7月～10月まで続いています。

太陽から7番目の惑星・土星と、8番目の惑星・天王星。

土星は、わたしたちに“限界を見せる星”。天王星は、“限界を超えることを教える星”。占星術では、星はそんな意味を持ちます。

この二つの星がトラインである、、、ということは、このひと夏をかけて、わたしたちはなにかしら自分の限界を超えそうだ、と言えそうです。自分の限界を軽やかに超えられるよう、星が応援しています。

では、“限界を超える”ってどういうことでしょうか？

わたしたちが意識のレベルのどこにいるのかによって、起きる事象はさまざまだと思います。

 

 

たとえば、夫婦関係がもう限界、なんていう場合・・・

「我慢して関係を続ける」ことが“限界”。ならば、“限界を超える”とは「もう我慢しない状態」、つまり別居なり離婚なりを意味するかもしれません。

 

 

もう少し意識のレベルを深めてみるなら、

 

夫婦関係が、我慢しないと続かない・・・のは何故でしょうか？

我慢があったということは、「言いたいことを言わなかった（言えなかった）自分がいた」ということ。

もちろん言っても分かってもらえなかったこともあっただろうし、忙しさの中で自分のことばかり言えない実情もあったかもしれない。

でもつまりは、「言いたいことを言わないでいる」ことがそろそろ“限界”を迎えている。ならば、“限界を超える”とは、「言いたいことをちゃんと言う」ことを意味します。

時間をとって、向かい合って、ちゃんとコミュニケーションをとってみる。

これは結果的には、別居や離婚とは違う方向に向かう可能性があります。

 

 

さらにもっと意識のレベルを深めてみるなら、

 

「言いたいことを言わない」のは何故でしょうか？

「言ったら嫌われてしまう」という不安があるかもしれない。「言ったら傷つけてしまう」という優しさがあるかもしれない。

こういうのを信念（ビリーフ）と呼んだりしますが、

このような（↑）信念を持っていると、夫婦関係だけでなく人間関係全般にストレスを感じることもあるかもしれない。

こうした生きづらさを もう“限界”と思う。ならば、“限界を超える”とは、その信念を超えて「言っても嫌われない」「言っても傷つけない」と信頼してみる、ということ。

まずは夫婦の間で本当に伝えたかったことを誠実に伝えてみるところから、人生全般に信頼が生まれる可能性は大いにあります。

これもまた、別居や離婚とは違う方向に向かう可能性があります。

 

結婚生活を続けるという目に見える状態は変わらなくとも、自分の意識の限界を超えることで、人生の八方塞がりが打破されることがあるのです。

 

 

ちょっと難しかったでしょうか^^;

「土星と天王星が120度（トライン）」。この夏から4ヶ月も続く、この配置。

わたしたちは意識のさまざまなレベルで星の影響を受けています。そして、星の影響をどの意識のレベルでどう使うかは、わたしたちの自由です。

「もう無理だと思う。」それが意識の限界（土星）です。そして、その限界を超えさせる力（天王星）が、この夏あなたを味方しています。

あなたがあなたらしく、解放されて生きることを、天王星は願っています。

星のパワーを味方につけて、より自由に、より本来のあなたらしく、軽やかになっていかれますように。

今週は土星と天王星の話に夢中になってしまったので、来週は木星と海王星の話を書こうと思います。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
星と心のセラピスト
山咲マリア
peace of i