今週は、29日に水星かに座入り、30日におとめ座上弦の月となります。

上弦の月は、ふたご座10度、おとめ座10度で迎えます。

自分の考え方を、自分と異質な考え方をする人にどう分かってもらうか工夫する、ということを示唆する度数。

自分と異質な人と出会うことによって

崩れにくい、よりしっかりとした人格をもつ自分へと

成長していく過程に、今のわたしたちはいるようです。

 

 

今週は一週間を通して、ふたご座太陽とうお座火星が90度を形成します。

さらに特徴的なのは、ここにおとめ座月も入って上弦の月では『Tスクエア』となることです。

ふたご座も、うお座も、おとめ座も柔軟宮です。

ここから言えるのは、今週多くの人が「揺れやすい」「ブレやすい」感覚を感じやすいかもしれないということ。

 

緊急事態宣言も解除となり、ここぞ！とばかりに活動開始したいところですが、

ぬかるみにはまった車輪がなかなか抜け出せないような

立ち上がろうとするのだけれど足腰に力が入らないような

走り出したいのだけどどこに向かって走ったらよいのか分からないような

そんな感じがあるかもしれません。

 

集中しにくかったり、焦点を絞りにくかったり、散漫になりやすい時

と言えます。

外出自粛に伴う停滞を取り戻したくて、動こうとするのだけれど

多動すぎて返って揺れる、といった感じもあるかもしれません。

 

 

「揺れる」時、「ブレる」時、確固とした自分を感じられない時、

心もとない感じがするものです。

迷って一貫性が保てなくなると、自分がこれまでやってきたことさえ無意味だったように思って凹んだりするものです。

今は太陽がふたご座を巡っている、「ふたご座の季節」。

わたしたち全員が今、「ふたご座」を学ぶ季節にいます。

 

ふたご座は、二元性を追求する星座です。

白と黒、善と悪、といった正反対の二つの要素を

行ったり来たりして揺れながら

それぞれの要素が持つ それぞれのエッセンスまで理解したいと望む、

ふたご座は知的な星座です。

 

正反対の要素の、エッセンスを、本質を

両方、しかも同時に、理解できたら

ふたご座は揺れることが無くなる、と言われます。

 

だからもし今あなたが揺れるのなら、

ちゃんと揺れながら理解したらよいのです。

揺れて心もとない自分が苦しいから、

揺れないブレないしっかりした自分が育つのです。

 

ふたご座は、思考と論理を使い、コミュニケーションをとりながら

模索します。

言葉にして、切り分けること、明らかにしていくことも

頭の整理、思考の明確化を、大いに助けるでしょう。

納得する時、理解する時、知的好奇心が満たされた時

ふたご座は満足します。

その時、方向性はブレなくなるでしょう。

（ふたご座太陽、うお座火星、おとめ座月の『Tスクエア』）

 

 

あと今週は、直感に恵まれ、インスピレーションが降りてきやすいようです。

特に、「誰かの苦しみを助けることが、自分の苦しみを助けることになる」でしょう。

ちょうど先日、朝ドラで

自分の力を示すことに固執していた主人公が、頑張っても頑張ってもうまくいかなかったけれど

誰かのために力を尽くしたら、誰かを喜ばせることができて、思いがけず主人公自身の成功にも結び付いた

というのを放映していました。

今週のチャートを見ていて、このシーンが連想されました。

まったく自我をなくした行動が、驚くような結果に繋がる

まるで目の覚めるようなドラマが

今週のわたしたちへの、メッセージのように思います。

（うお座火星、おうし座天王星、おとめ座月の『調停』）

 

「新しい生活様式」へと変わっていく暮らしの中。

自分がどうしたいのか、どこに向かっていきたいのか、どう生きたいのか

見定める期間ととらえて

揺れることを恐れずに

ちゃんと揺れながら、考え、コミュニケーションし、決めていきましょう。

しばらくこの傾向は続きそうですが、

夏至の頃、あなたの方向性・あなたらしい生き方を

ちゃんと発見することになるのだろうと思います。

今週も、素晴らしい一週間をお過ごしください。

 

あなたの本質の輝きを生きて、豊かな人生を♡
占星術＆セラピー
山咲マリア
peace of i

 

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