初めて参加したミンデル夫妻のセミナーでの体験を書いています。

 

参加者がそれぞれ、生まれて最初に見た夢、あるいは最初の記憶を題材にして

2日間で4つのエクササイズを体験しました。

 

思い出せる人生最初の夢、または最初の記憶。

その情景やストーリーの中にあらわれる

登場人物やモノ、象徴、動きにいたるまで注意深く見ていくと

それぞれが持っているエネルギーがあるといいます。

 

そのエネルギーが、その人のBasic Pattern（基本的なパターン）。

それは、その人が人生においてギフトや才能として活用していくことのできる大切なパターンであり

人生に繰り返しあらわれる問題を解決するために使えるパターンとなる

といいます。

 

↑左から、通訳の方、エイミーさん、アーニーさん、通訳の田村さん

 

人生最初の夢または記憶　～わたしの場合～

 

ちなみにわたしは、生まれて最初に見た夢を思い出せませんでした。

生まれて最初の記憶は、こんな感じでした↓

 

和室で寝かされていた赤ちゃんのわたしが、お昼寝から目覚めたという場面。

昼間、障子を通して入る日光は優しく部屋は暖かかったけれど、

母がいない、いなくて淋しい、と思いながらボンヤリとまだ寝ていて。

そばには大きなお人形がいるのだけれど、お人形じゃなくて母がいい、と思っていて。

そして洋服ダンスの下の隙間に入り込んだ、という記憶。

 

この記憶に登場するものの中で一番気になるものを選び、そのエネルギーを感じてみました。

それは、この記憶に登場しなかった“母なるもののエネルギー”でした。

（プロセスワークではその場に現われていないけれど重要な役割をもつものを「ゴーストロール」と呼びます。
そしてそれが、キーであることがあります。）

 

母なるものの不在。

これは確かにこれまでのわたしの人生に、大きな影響を与えてきました。

いえ、現実の生活の中では、両親の離婚などもなく、病気などもなく、

わたしは一人っ子で大切に育てられましたし、今も母と一緒に住んでいます。

 

でもわたしの心の中の世界では

”受容力”や、優しさや柔らかさ、受け止める心や受け止められる心（つまり母なるもののエネルギー）が

未発達のまま育ってきたなぁ、という実感がありました。

むしろ批判・非難されることに慣れていました。

 

「どうせわたしは批判される」というような思いを心の中で持っていると、

人間関係や仕事の中でも「わたしは批判されているにちがいない」という妄想を生み出し、

問題を生み出します。

 

もし

「わたしはいつでも受け止められる」という思いを持っていたら、

人間関係や仕事の中で「わたしは受け止められているにちがいない」と思えて、安心していられます。

 

わたしは前者でした。

 

だから問題に悩み、解決のためにカウンセリングやセラピーを受け、

いつしか自分がセラピストになるときに最初に使えるようになった手法が

インナーチャイルド・セラピーでした。

 

奇しくもインナーチャイルド・セラピーとは

自分が自分を”受容”することを学び、傷ついた子ども時代の自分を抱きしめ、

それによって自分を癒すという手法。

 

意識して選んだわけではなかったのに、

宇宙は “不在だった受容のエネルギー”をわたしに学ばせ、それを仕事にしてごらんと

わたしの目の前に差し出していたのでした。

 

恐るべし、人生最初の記憶Σ（・□・；）

たしかにわたしの人生に大きく影響していました・・・。

 

ここまでリンクすると

人生いろいろ

あながち間違っていなかったかと思えます（笑）。

 

受容されたかった赤ん坊のわたしがいたからこそ、

受容され抱きしめられるということがどれだけ大切なものかが分かりました。

 

大人になってから生きづらさに悩んだからこそ、

（自己批判するかわりに）自己受容することが生きづらい自分を変える道になるということが分かりました。

 

”受容”や”愛”がわたしの人生のテーマだなぁとしみじみ思います。

 

Mother energy is so important （母なるもののエネルギーは本当に本当に大切なものだよ）。

わたしたちがエクササイズをしていた時に、アーニーさんが歩いて巡ってきておっしゃいました。

とても印象的でした。

 

そして使命を見つけたいときに、

自分の本質にこうして繋がり、自分の中から自発的につかんでいくことができるのだと思いました。

自発的につかむ、ということがすごく大切だとも思いました。

 

 

ちなみに人生最初の記憶を4回ワークしまして、いくつか洞察を得ました。

それと、わたし的には
記憶にあらわれていた心理的パターンと
ホロスコープが示していた占星術的パターンが
関係あることも検証できました。
（たとえばゴーストロール＝12ハウスの星っぽいとか）

とても興味深かったですが、その話はまた別のときに書こうと思います。

 

 

人生最初の夢または記憶　～ワークする～

 

あなたが生まれて最初に見た夢、あるいは最初の記憶。

もしよかったら、あなたもワークしてみてくださいね。

 

あなたの人生最初の夢や記憶、

その情景やストーリーの中にあらわれる

登場人物やモノ、象徴、動きにいたるまで注意深く見てみて

それぞれが持っているエネルギーをとらえてみましょう。

 

淋しいとか、こわいとか、ネガティブな感情があったとしても

良い・悪いを判断せずに エネルギーをとらえてみて。

 

ネガティブなエネルギーだったとしても、何かしら良いところはあるでしょうか？

それが必要とされていることがあったとしたら、どんな風に活かせるでしょうか？

 

そのエネルギーのとらえ方には1000の可能性があり、

ネガティブからポジティブに変化していくこともできる。

 

そのエネルギーが、あなたにとってギフトや才能として

使えるパターンになるようですよ。

 

日本プロセスワークセンター
http://jpwc.or.jp/pw/

プロセス指向心理学
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B9%E6%8C%87%E5%90%91%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6

 

⇒明日は、プロセスワーク ミンデル夫妻のセミナーに参加して③に続きます

 

本質から生きて輝きたいあなたを応援します
星と心のセラピスト　山咲マリア
peace of i