プロセスワーク

プロセスワーク(プロセス指向心理学)とは
ユング派の分析家であったアーノルド・ミンデルが創始した深層心理学の一学派です。

ユング心理学をベースに、ゲシュタルトや家族療法、コミュニケーション理論、
量子力学、タオイズムに代表される東洋哲学や、さまざまなシャーマニズムも統合しています。

その実践的なアプローチは
現在では心理療法、組織・人材開発、葛藤解決など
さまざまな分野で用いられています。

プロセスワークでは、クライアントからの言語/非言語の情報を体系的に把握し、その理解を元に展開させていくための視点と方法が確立されています。そして対話だけでなく、動作や身体感覚への気づき、ロールプレイ、アートセラピーなど、あらゆる技法をその時のプロセスに沿った形で取り入れていきます。

プロセスワークは現在世界30ヵ国で学ばれており、イギリスやポーランドなどいくつかの国では心理士の国家資格を取得できる大学院で教えられているほどの位置づけを得ています。

その特徴として
・対人援助の視点やスキルが体系的に整理されています
・クライアントの意識状態や使っているモダリティに合わせ、クライアントを「こちらの世界に沿わせよう」とするのではなく、クライアントの世界に合わせてサポートします
・クライアントの言語/非言語のフィードバックを手掛かりにセッションを進めていくため、クライアントの全体をサポートします

 

プロセスワークについて
http://jpwc.or.jp/pw/