先週のいて座新月を経て、新月から満月へと向かう今週。

いよいよ、いて座木星時代が始まった感じがします。

先週はグローバルな感じの通信障害もありましたね。いて座木星時代の水星逆行っぽい（“海外×情報の混乱”の意味。そのまんまですが。笑）と、変に感心してしまいました。

今週は13日に水星がいて座入り、15日にうお座上弦の月です。

来週の冬至と満月に向かって、今週は整っていくときのように感じます。

 

 

いて座いて座と思っていたら、先日、フリマアプリ「メルカリ」の山田社長の記事を読みまして、響きました。

いて座に光が当たるこれからの約一年間、今日はいて座の学びについて書きたいと思います。

 

 

山田社長は前の会社を辞める時、次に何をしようといった明確なビジョンはなかったそうです。そこで1年有効の世界一周旅行券を買い、バックパッカーとして旅に出たそうです。

「インドの鉄道では、子どもが1杯5円とかでチャイを売りに来る。この生活からどうやったら抜け出せるんだろう、と考えました。例えば農家なら、農作物がどこで高く売れるかという情報がない。畑を開墾したくても、信用がなく融資が受けられない。・・・」

日本にいたら、おそらく考えも及ばない生活があり、考え方があり、悩みがある。

わたしたちが、知らない世界がある。

だから、見たことのない世界に目を向ける。

そして、そこから真理を探究する。

これ、いて座のロマンです。

帰国した山田社長は、「限られた資源を分かち合う」という目標を掲げて、メルカリを創業することになります。

「先進国ではモノが簡単に捨てられているけど、そんな生活を続けていたらいつか破綻する。捨てるなら誰かにもらってほしいと考える人や、自分には価値がないけど他の人には価値がある不用品は多いはず。それを個人で気軽に売り買いできれば、資源を有効活用できると思った。」といいます。

 

ちなみに、山田社長は特にいて座の性質の強い方ではないようですが（太陽が9ハウスかもしれませんね！）、おとめ座の方のようです。

おとめ座は、断捨離、整理整頓、もったいない、奉仕などがお得意な星座。細部まで整った完全さを求めます。だから、「捨てることが地球資源の無駄と考える」「捨てるをなくす」をミッションに掲げる姿は、ご本人のエネルギーがまっすぐに乗った、真理なのだろうと思います。

真理に根差したビジネスは成功すると、わたしは思います。

 

 

話が少しそれましたが、

土星がやぎ座にある今、わたしたちは、「自分の中に、確かなもの・信頼できるもの（つまり枠）を得ること」を学んでいるように思います。

つい先月まで木星がさそり座にあり、その「枠という領域を深く掘り下げる」作業をしてきました。

それは徹底して枠の中を見つめ、個が成長した、豊かな時間だったと思います。

木星がいて座に動いた今、こんどは「枠の外に目をやり、全体性へと開かれ、全体から自分の枠（個）を見る一年へと入っていく」のだろうと思います。

枠の外に、自分の知らない世界がある。

そう思う時、わたしたちは今一度 謙虚になると同時に、さらに可能性が開かれていることを知ります。

自分の属する地域や組織、国。その常識や思想は、そこでしか通用しない。でも、まるでそれが全てであるかのように、いわば暗示にかかっていた自分に気づくことがあるかもしれません。

そして、外からの暗示でない自分の思想や哲学を、持ち始めるのかもしれません。

それは、広い世界を目の当たりにして養われるものであり、広い世界のどこに行っても「わたし」の言葉として語れるもの。

新しい自分との出会い。

現実は変わらなくとも、その同じ風景の中で、未知なる世界が見えてくる感覚があるかもしれません。

より本当の自分になっていくようで、ワクワクしますね。

今週も素晴らしい一週間をお過ごしください。

※山田社長の記事については朝日新聞11月28日分記事より転載させていただきました

 

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占星術＆心理セラピー
山咲マリア
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